IoT システム技術検定の勉強内容まとめ
IoT システム技術者検定試験 基礎を受験・合格したので、
試験の概要・勉強した内容についてお話します。
IoT システム技術者検定試験とは
IoT システム構築に関係する技術者の対応力向上を目的とした試験です。
認定は基礎・中級・上級に分かれており、
基礎では "IoT に関する基礎知識を保持していること" が求められます。
参考:IoT システム技術者検定 HP
勉強内容まとめ
試験主催の MCPC (モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が監修している
テキストを1か月ぐらいかけて読むことで勉強しました。
参考:公式テキスト
以下、出題分野とキーワードについて学んだことを記載します。
1.IoTの概要
① IoT・人工知能・BigData の関係
② IoTシステムの要素(サーバー・ゲートウェイ・デバイス)
③ クラウドコンピューティング(SaaS, PaaS, IaaS, HaaS, BaaS)
④ エッジコンピューティング
⑤ 第4次産業革命と各国の取り組み
⑥ シェアリング
⑦ テレマティクス保険
⑧ ブロックチェーン
2.IoTデバイス
① センサ(環境・運動・位置・画像)
② コンピュータビジョン
③ MEMS
④ エネルギーハーベスティング(光・熱・振動・電波)
⑤ ロボットの技術要素(知能&制御・センサ・駆動)
⑥ 産業用ロボット
⑦ オートノマスカー
⑧ ドローン
3.IoTの通信方式
① 無線LAN
② WiFi
③ BluetoothとBLE
④ RFID
⑤ NFC
⑥ Wi-SUN
⑦ IrDA
⑧ エネルギー管理システム(HEMS, BEMS, FEMS, CEMS)
⑨ セルラー
⑩ VoLTE
⑪ LPWA(LoRaWAN, Sigfox, LTE Cat.1, LTE Cat.M1, NB-IoT 等)
⑪ 電波特性
⑫ IoTプロトコル(HTTP, CoAP, MQTT)
4.モバイル環境
① スマートフォン
② ウェアラブルデバイス
③ 地理情報システム(GIS)
④ 位置推定(無線LAN, ビーコン, 可視光, 歩行者自立航法, IMES)
⑤ ダイナミックマップ
5.データ分析
① ビジネスインテリジェンス
② PPDAC
③ イシューツリー
④ 基礎統計量
⑤ 相関分析
⑥ 回帰分析
⑦ 機械学習
⑧ 深層学習
6.セキュリティ
① リスク対処法のフレームワーク
② 情報セキュリティの分類・3要件
③ ファイアウォール
④ VPN
⑤ IoTデバイス特有のセキュリティ対策
⑥ デバイス管理ツール(MDM, MAM, MCM)
⑦ 対タンパー性
⑧ ハートビート
⑨ 著作権
⑩ プライバシー保護
⑪ 匿名化技術
⑫ 暗号化
7.IoTをとりまく環境
① IoTサービスの階層
② IoTプラットフォーム
③ IoT標準化
以上が、私が知っておくべきだと考える概要とキーワードです。
活用していただけるよ幸いです。
まとめ
今回、IoT システム技術者試験の概要・勉強した内容をご紹介しました。
IoTシステムの概要及び全容をつかむ良いきっかけとなりました。
今後は中級取得を目指して、さらにIoTシステムについて知識を深めていきます。
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